2010/12/06

2010/12/6 発売の文庫と新書

ホテル王のシンデレラ (ティアラ文庫)

著 者:みかづき 紅月
出版社:フランス書院



ジャンティ王国物語 紅の乙女に白薔薇を (ティアラ文庫)

著 者:大槻 はぢめ
出版社:フランス書院



騙し絵の国のヴァネッサ (ティアラ文庫)

著 者:魚住 ユキコ
出版社:フランス書院



劇場版 BLEACH 地獄篇 (JUMP j BOOKS)

著 者:久保 帯人
出版社:集英社



レストランがなくなる日 (主婦の友新書)

著 者:犬養 裕美子
出版社:主婦の友社

今日本のレストランは危機に晒されている。フードビジネス、口コミなどが与える影響は?レストランジャーナリスト犬養裕美子さんが日本のレストラン文化とその未来を考える。

今日本のレストランは危機に晒されている……。シェフがオーナーなど個人経営のレストランに未来はあるのだろうか?フードビジネスの、つまり大手資本のレストランしか生き残れないのだろうか?素人の口コミという評価=顔の見えない暴力がレストランに与えている影響は?レストランジャーナリスト犬養裕美子さんが、おいしいお店紹介するのではなくレストラン業界の抱える問題と裏側をあぶり出す。そして、たくさんのお店に接しているからこそ、期待する日本のレストランの将来についてを考える1冊。伝えたいことは、レストランは文化である、ということ。そして、それを育てるのは我々=客であること。これからレストランを出店しようと思う若きシェフへのエールと新しい形のレストランの誕生も応援する。


イチローのバットがなくなる日 (主婦の友新書)

著 者:長谷川 晶一
出版社:主婦の友社

イチローのバットには秘密がある。しなり、粘りに優れたアオダモ材。しかし、アオダモが今絶滅の危機に。2003年から2010年、バットを巡る渾身のルポルタージュ。

メジャーリーグで10年連続200本安打を達成した、世界のイチロー。そのイチローのバットには秘密がある。彼は70年以上も前に植えられた「アオダモ」製バットにこだわり、今も使い続けている。アオダモの魅力は驚異的なしなりと粘りで、他の外国産材に比べて格段に折れにくく飛距離がでるバットが出来上がる。かつて一流選手の多くがアオダモ製バットにこだわり、あの落合博満(現・中日ドラゴンズ監督)も、造林現場に足を運びアオダモを自分の目で選んでいたという。しかし、そのアオダモが今絶滅の危機に瀕している。北海道・新冠で生まれたアオダモが岐阜や福井のバット職人へ。そして、選手に渡り、折れたバットは福井の箸職人の手に。アオダモにかかわる職人たちの奮闘を描くべく2003年からスタートしたバットを巡るルポルタージュ。そして2010年、著者は衝撃の現実を目の当たりにする。イチローが現役を引退するとき、アオダモは消える……。


ドルがなくなる日 (主婦の友新書)

著 者:江波戸 哲夫
出版社:主婦の友社

ドルはいつ、どんな風に国際通貨としての役目を終えるのか。約百年前に世界経済の覇権を握ったアメリカドルは今、徐々にその権威を失墜させつつある。驚愕の近未来シミュレーション。

とうとうドルの終焉に向けてカウントダウンが始まった! 衰弱し始めたドルを延命するため、米国は近年、世界中を巻き込んでさまざまな手を打ってきた。しかしリーマン・ショックは、それらの試みを粉みじんに吹き飛ばしてしまう。通貨とは、現代が産み出した危うい時限爆弾である。目下のユーロ危機がヨーロッパ中に反政府デモや政情不安の連鎖を生み出しているように、ロシア、韓国とあちこちで爆発し、国を滅ぼしかねない危機を生み出すことも稀ではない。ドルがいつ、どんな風に終焉を迎えるのか、そのあとの基軸通貨はどうなるのか・・野望と陰謀うずまく国際経済の舞台裏を、気鋭の経営コンサルタントと経済小説作家が、タッグを組んで暴く、国際経済サスペンス!


日本の「水」がなくなる日 (主婦の友新書)

著 者:橋本 淳司
出版社:主婦の友社

日本の水源を巡って繰り広げられる外国・国内企業の争奪戦、水利権が日常生活に及ぼす影響など、本書は一般には見えにくい、日本の水問題を浮き彫りにする。

日本の林業の衰退に伴って、山林の価値は下落し続けている。木材の生産以外に用途が見込めない山林は維持するだけで莫大な固定資産税がかかるため、地主は売却に躍起だが、なかなか売れず、手をこまねいているという。そこへ近年、日本の山林を買い占めている外国人グループがいるという。彼らは全国の名水の水源地がある山林を積極的に買っているが、将来、水源地の水利権を主張するのではないかと危惧されている。日本の森林売買の実態から浮かび上がってくる水利権の謎、名水を巡る外国・国内企業の争奪戦や水利権が日常生活に及ぼす影響など、本書は一般には見えにくい、日本の水問題を浮き彫りにする。日本から“日本の”水がなくなる日は近い。


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