2011/05/19

2011/5/19 発売の文庫と新書

IFRSに異議あり (日経プレミアシリーズ) (日経プレミアシリーズ 123)

著 者:岩井 克人
出版社:日本経済新聞出版社

自明のことのように語られているIFRS(国際財務報告基準)導入。しかしそのシステムは理論的な欠陥を抱え、導入は企業に多大なコストを課すこととなる。日本企業の命運を左右するIFRS導入の是非を問う問題提起の書。


キューピッドガーデン (白泉社花丸文庫 ひ 4-5)

著 者:日生 水貴
出版社:白泉社



戦神、恋うる雛 (花丸文庫BLACK フ 1-1)

著 者:藤 龍河
出版社:白泉社



中部銀次郎のゴルフ哲学 (日経プレミアシリーズ) (日経プレミアシリーズ 124)

著 者:三好 徹
出版社:日本経済新聞出版社

「スコアと心の関係」「ゴルフの平均の法則」「平凡な原理の非凡な難しさ」――。文壇随一のゴルフ理論家・三好徹が、日本アマ6勝「球聖」中部銀次郎とのラウンドや対話の中から中部ゴルフの神髄を振り返る。


次元とはなにか 0次元から始めて多次元、余剰次元まで、空間と時空の謎に迫る!! (サイエンス・アイ新書)

著 者:矢沢 潔
出版社:ソフトバンククリエイティブ

複雑怪奇な次元の世界を覗いてみよう!
私たちは3次元の世界で生きている、といわれる。しかしそれは本当だろうか?
近年では5次元や11次元という多次元まで展開し、その存在がさらにつかみづらくなっている。
そこで本書では次元の基礎概念から最新の理論までを図を交えくわしく解説していく。

0次元から始まり、1次元、2次元、3次元までは、頭で理解できるだろう。
しかし4次元、5次元、10次元、さらにそれ以上の余剰次元となると、どう理解したらよいか頭が混乱してくるはずだ。
しかし最新の宇宙論では、これらの多次元、余剰次元が重要なカギを握っており、避けて通ることはできない。
そこで本書では、次元の概念から各次元の考え方までをわかりやすく解説していく。


第1章 0次元から1次元の世界へ

第2章 2次元の世界

第3章 3次元の世界

第4章 3次元から4次元時空へ

第5章 姿を現した5次元空間

第6章 ひも理論と多次元宇宙

第7章 人間はブレーン宇宙の住人?

あとがきとしての終章


アフリカで誕生した人類が日本人になるまで (ソフトバンク新書)

著 者:溝口 優司
出版社:ソフトバンククリエイティブ

「日本人誕生の謎」を探る旅へ出かけよう!
700万年前、アフリカで誕生した人類は、いかにして日本人になったのか?
日本の人類学最大のテーマ「日本人の起源説」に挑んだのは、国立科学博物館人類研究部長・溝口優司氏。
これまでの通説をも覆す、その5年間に渡る研究成果をわかりやすく解説する。


私たち日本人は、どのようにして生まれたのか。
700万年前に最初の人類でもある猿人がアフリカで誕生し、
そこからさまざまな淘汰を繰り返しながら、ホモ・サピエンスへと進化する。
そしてホモ・サピエンスはアフリカを出て、ユーラシア大陸に拡散し、
ついには日本列島にたどり着く──それは、果てしない時空を超えた壮大な物語だ。
これまで日本人のルーツについてさまざまな説が論じられてきたが、人類学による最新の研究結果から、
これまでの通説とは異なる新たな仮説が浮かび上がってきた。
形質人類学研究における第一人者が、独自の切り口から日本人のルーツの謎に迫る!


序 章 日本人の顔と欧米人の顔は、なぜ"同じではない"のか?

第1章 猿人からホモ・サピエンスまで、700万年の旅

1 人類と類人猿の間にある一線とは?
2 1000~700万年前、最初の人類がアフリカで誕生した
3 美食の猿人は生き残り、粗食の猿人は絶滅した!?
4 猿人と原人、双方の特徴を持つホモ・ハビリス
5 原人はアフリカで誕生し、アフリカを出た
6 謎のホビット、ホモ・フロレシエンシス
7 ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは、同時代を生きていた!
8 十数万年前、ホモ・サピエンスがアフリカで生まれた

第2章 アフリカから南太平洋まで、ホモ・サピエンスの旅

1 北京原人が現代中国人になった、わけではない
2 人類はいつ、どのようにしてアフリカを出たのか?
3 ホモ・サピエンスがヨーロッパにたどり着くまで
4 南下したホモ・サピエンスは、どのようにしてオーストラリアに渡ったのか?
5 シベリアからアラスカへ、渡ったのは氷、それとも海?
6 最後の未開拓地、南太平洋の島々

第3章 縄文から現代まで、日本人の旅

1 日本列島にホモ・サピエンスはいつ頃やってきたのか
2 最初に日本に来たホモ・サピエンスが、縄文人になったのか?
3 縄文人は、いつ、どこから日本列島にやってきたのか
4 背が高く、顔が長い弥生人
5 弥生人は、いつ、どこからやってきたのか
6 日本人はこうしてできた!
7 弥生から古墳時代へ、そして現代へ

おわりに


伸び続ける会社の「ノリ」の法則 (日経プレミアシリーズ) (日経プレミアシリーズ 117)

著 者:遠藤 功
出版社:日本経済新聞出版社

リストラ、節約、残業禁止令……あなたの職場は「ノリ欠乏症」に陥っていませんか。トップの役目は、生産性向上のために社員を縛ることではなく、やる気に火をつけること。組織をのらせる方法を具体的に解説します。


英雄の書 (カッパ・ノベルス)

著 者:宮部みゆき
出版社:光文社

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学二年生の兄・大樹がクラスメートを殺傷し、姿を消すという衝撃的な事件が起きた。 事件から十日ほど経った時、友理子は兄の部屋で不思議な声を聞く。「君のお兄さんは“英雄”に魅入られてしまったのだ」。本棚の奥の見慣れぬ書物が、友理子にささやいているのだった。書物に導かれ、兄を救い出す旅へ出る友理子。すべての物語が生まれ、回帰してゆく〈無名の地〉と呼ばれる場所で、友理子は、世界の根源というべき、おそるべき光景を目にする――。


負けない奥義  柳生新陰流宗家が教える最強の心身術 (ソフトバンク新書)

著 者:柳生耕一平厳信
出版社:ソフトバンククリエイティブ

◎昨日の自分に今日は勝つ
450年の秘剣が伝える究極の生き方指南


徳川将軍家の兵法指南を務め、その庇護のもとに発展、現代まで四百五十年近く伝わる剣術兵法「柳生新陰流」。
映画『七人の侍』や柳生十兵衛の剣豪小説にも描かれている新陰流は、技より心を鍛えることに重きを置く剣術を掲げ、「天下の剣」と恐れられた。
その極意をいまに継ぐ秘伝の書をベースに、厳しい時代を生き抜く勝負哲学、負けない奥義を指南する。

◎心の構えで逆境を「チャンス」に変えよ!
・究極の状況を前提に考える
・凌駕すべきは他人ではなく自分
・いかなる状況でも良心に従う
・相手を先に働かせば負けない
・学んだことを一回捨てる
――秘伝の書に込められた負けない心身の鍛え方


◎著者より
柳生新陰流では太刀を扱うテクニックや肉体の鍛錬よりも、心を鍛えることに重きを置いてきました。
心がしっかりしていないと太刀と身体も一体化して使えないという考え方が、その土台になっているからです。
「心身一如」といって心と身体が一つになって斬り相いをするのですが、時として心がいろいろな悪さをします。
相手が強そうだと「やられるかもしれない」と思うでしょう。
するといくら稽古していても、日頃の実力は出せません。
ですから、つねに「正しい心」を養っておく必要があるわけです。

柳生新陰流の正統第三世・兵庫助は、自己一代の工夫の集大成として、
流祖、そして正統第二世・石舟斎の教えに「今」の教えを新たに立てて『始終不捨書』を著し、その奥義をいまに伝えています。
始終不捨書とは、始めから終わりまで捨てるところがまったくない重要な書物、といった意味でしょうか。
この書には全部で八つの独り稽古が紹介されていますが、そのうちの一つに「危ぶむ弱い心がないように稽古に励みなさい」とあります。

新陰流で練った強い心は、武士の日常を支えました。
現代においても、ストレスの絶えない社会環境を生き抜いて、逆境に負けずに人生をしっかり歩むには、強い心と身体が必要です。
その点からも、当流が仕事や学業など普段の暮らしで役立つ場面は多いとわたしは信じています。

柳生新陰流の勝負哲学をベースに、厳しい時代を生き抜く本当の強さ、真の人間力を身につけるきっかけになれば、それに勝る幸せはありません。


一流の集中力 イチロー、中村俊輔も実践する「本番力」の鍛え方 (ソフトバンク新書)

著 者:豊田 一成
出版社:ソフトバンククリエイティブ

必ず実力を発揮させる集中力の極意
つねに"最高のパフォーマンス"を要求されるのがプロの仕事現場。
そこでは、一切の言いわけは許されません。
イチロー、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一といった若きアスリートたちの精神面を鍛え上げ、
世に送り出したメンタルのカリスマが、現場で役に立ち、”結果につながる"集中力の高め方を伝授します。


●メンタルが充実すればパフォーマンスは飛躍的に向上する

【第1章】集中力の源泉はメンタルにあり
●奇跡を生んだ若きサムライたちの集中力
●集中力とは“その局面に思いを込めて行動する”こと
●“万年3位”の選手が優勝できた理由
●一流アスリートはゴールの先を見ている
●イチローは天才ではない
●心の成長は自分を愛することから始まる
●心を置き去りにした日本の教育環境
●チャンピオンスポーツから導き出された“真実”
●メンタルを磨く意味

【第2章】集中力を発揮するための条件
●目標は4段階で設定する
●目標設定の7つの指針
●ストレスの正体を知る
●心の中にある鏡を磨く
●最初から一流の選手はいない
●心が成長する仕組み
●中村俊輔のパーフェクトな競技意欲
●過度の「やる気」は重荷に変わる
●「やる気」と「行動」を結びつけるのは情緒
●川口能活が示した情緒の理想曲線

【第3章】集中力はテクニックで制御できる
●3分あれば心は変わり始める
●呼吸法は集中するための先人の知恵
●腹式呼吸と逆腹式呼吸
●「内言」は思いを現実に変えるテクニック
●かすかなつぶやきと断定した言葉
●小野伸二の内言は「とってもさわやか」
●イメージは行動の未来予想図
●3ステップで磨くイメージング
●中村俊輔が描いた「最高」のイメージ
●サムライブルーは集中力を高める
●「気」は天と地のエネルギー
●一流アスリートは「気」を感じ取っている
●心と体の接点は”臍の下”にある
●ペナルティーキックの弾道が見えた!

【第4章】ここ一番で“勝つ”ための一流の集中力
●本番で結果を残してこそ一流の証明
●勝負に臨む心のあり方
●ストイックになるより”ご褒美”を
●リズム運動で不安と緊張を取り除く
●苦手意識をつくり出しているのは自分の心
●集中できないとき、どこを見るか?
●集中できないとき、なにを見るか?
●不調な状態で目指すべき最高のパフォーマンス
●集中力を持続させる”休み方”
●本番終了と同時に次への準備は始まる
●マイナスイメージを残さないように
●一流の集中力は困難の中でこそ生まれる

●あとがき


せんいの科学 天然せんいとスーパーせんいはなにがどれだけ凄いのか! (サイエンス・アイ新書)

著 者:山﨑 義一
出版社:ソフトバンククリエイティブ

古くて新しいせんいの世界をまるごと解説
本書は『繊維のふしぎと面白科学』の新装カラー改訂版です。
古来からの天然せんいの話題はもちろん、著しい進化をみせる機能性化学せんいについても、
種類、機能、利用法などをカラー写真とイラストでやさしく解説しています。

シルクやウール、コットンやリネンなど天然せんいが人気ですが、
一方ではタフなビジネスバッグやアウターなどに高機能な合成せんいを用いた製品が人気です。
こうした服飾、携帯品だけではなく、せんいは寝具や家具、自動車のシート、タイヤ、エアバッグなどに使われ、
ドーム球場では構造材にもなります。
こうしたせんいの世界を、たくさんのカラー写真とイラストで紹介するのが本書です。


第1章 “せんい”ってなんだろう

第2章 せんいの匠の技

第3章 自然界にあるせんいと科学がつくりだしたせんい

第4章 せんいと色彩

第5章 せんいは働きもの

第6章 せんいは快適

第7章 せんいと未来の生活


共通語を求めて

著 者:樋口 一浪
出版社:彩図社



当たる!奇跡の心理テスト

著 者:マーク矢崎治信
出版社:成美堂出版



天保同心・追跡の果て

著 者:桂儀一光
出版社:彩図社



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