原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて (講談社現代新書 2112)
1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方 (光文社新書 525)
なぜ、岩田先生は、超多忙でも
テンパらないのですか??
「"その時、もっともしたいこと"を
できるようにしているからです」
......その真意とは?
注目の医師が明かす、時間を慈しんで生きるコツ。
◎ 内 容
感染症界のエースとして、超多忙な日々を過ごしながらも、
執筆も精力的にこなし、また多趣味でも知られる岩田健太郎氏。
そんな岩田氏が、過去の数々の経験や挫折・失敗・反省から編み出した
「本当の意味で時間を上手に使うための考え方」を紹介する。
"プライオリティー・リストは作らずに、
今、この瞬間の自分の状態に耳をすまし、
他者のまなざしに規定されずに、最もやりたいことをする"
----なぜ、それが時間をうまく使うことにつながるのか、
そしてそれを可能にするためにはどうしたらよいのか。
多忙を極めつつも、常に生死を見つめざるを得ない現場に
いることから得られた、独自の哲学。
「人は真の意味で時間を自由にできない」ということを自覚したうえで、
それでも運命に屈服せず、限りある時間を削り取り、
慈しみながら、生きる方法を伝える。
◎ 目 次
はじめに
第1章 時間を削り取る、時間を作る
時間を大切にするキャラ/僕が時間を大切にするようになった理由/
自分を打ちのめしたイギリスでの経験/プライオリティー・リストは作らない/
「やりたいこと」の意味/ノッている仕事はうまく進む/
自分の今の状態に聞き耳を立てる/自分の「タイプ」を知る/
辞書としても重宝するiPhone/パソコンとは適度に付き合う/
「1番やりたいことを」をやるためのセーフティネット......2カ月の法則/
三日坊主はかまわない/翻訳のすすめ/速読/5年先、10年先の「目標」を立てない/
仕事をやったふりをしない/フォーマルに評価をしない/
そして時間のことを考えなくなる/......ほか
第2章 時間を慈しむ
時間管理術のピットフォール/テレビ・新聞のない生活/
先んじて知らなくてもよい/海外に住むと相対化される/
他者に規定されない生き方/新聞を読まずに、朝食をとる/
テレビを見ずに、夕食をとる/洗濯、洗濯干し、アイロンがけ/
ゆっくりと本を読む/マンガを読む、絵本を読む/音楽を聴く/After you.../
歩く、そして走る/落語を聴く/歌舞伎、文楽、能、そして映画/
のんびりと語学を学ぶ/休憩をしっかりする、休養をしっかりとる/
休暇で普段の生活に「ずれ」を作る/自分の知らない世界と出会う/......ほか
第3章 私の時間は何ものか
時間とは何か/時間と有限な命/挫折も停滞も回り道も/
許容し、待つ/死後の名前/
僕がいないと困る人のために/
おわりに(追補)
◎ 著者プロフィール
岩田健太郎(いわたけんたろう)
1971年島根県生まれ。
神戸大学大学院医学研究科・微生物感染症学講座感染治療学分野教授。
1997年、島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院、
コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科などで研修後、
中国で医師として働く。
NYで炭疽菌テロ、北京でSARS流行時の臨床を経験。
2004年帰国し、亀田総合病院(千葉県)に勤務。
感染症内科部長、同総合診療・感染症科部長を歴任し、現職。
著書に『予防接種は「効く」のか?』(光文社新書)、
『「患者様」が医療を壊す』(新潮選書)、
『バイオテロと医師たち』(最上丈二・ペンネーム、集英社新書)、
『感染症外来の事件簿』(医学書院)、『感染症は実在しない』(北大路書房)、
『麻疹が流行する国で新型インフルエンザは防げるのか』(亜紀書房)、
など多数。
馬体革命 立ち写真一枚あれば馬の適性は全部見える (競馬王新書)
ウィーナー サイバネティックス――動物と機械における制御と通信 (岩波文庫)
【目次】
第1章 「八〇後」の消費熱
第2章 「八〇後」の仕事事情
第3章 新中国人の「恋と結婚」
第4章 貧富差距
第5章 地方と都市
第6章 環境問題
第7章 事件
第8章 ネット
齋藤孝が学生たちに言い続けてきた「マイ標語」が一冊に。悩まず、シンプルに「社会力」「仕事力」を身につけ「できる人」になろう。毎日実践できる意識増量トレーニング方法を紹介。
★★★会社で、ひとりで、チームで実践できる意識増強メソッド★★★
うなずく、アイ・コンタクトの能力を身につける/「自動化する」まで繰り返す/メモは3段階でとる/人脈作りゲーム、牛タンゲーム、自己紹介ゲーム/意識が飛び交うマッピング・コミュニケーション/相手との距離を縮めてみる/話すことは図にまとめる/大事なことは泳がせておく/気になることにはタグを付ける/「絶対」と言わない/リピーターになってもらうetc.
壁にぶつかったとき、ああだこうだと思い煩うのをとりあえず一回やめる。すべては自分の「意識の量」が足りないからだと考えてみる。すると、これまで手に負えないと思っていた行き詰まり感を、スッキリ解消することができるはずだ。
私自身、仕事や人間関係で多くの失敗をしてきた。そのたびに感じてきたのは、ミスの原因を作ったのも、問題がなかなか解決しないのも、多くは自分の意識の量が足りなかったからだということだった。そう気づいて以来、「失敗の経験=意識量を増やす機会」と捉え、意識の量を増やしていくことを自分の課題としてきた。
さあ、意識の量を増やして、すっきりアグレッシブに生き抜こう!(「はじめに」より一部改編して抜粋)
【目次】
1章 社会力は「意識の量」で決まる
1 できる人は「意識の量」が多い
2 生きていくための「意識の量」
2章 仕事をするとはどういうことか?
1 就活から「働く」を考える
2 サービスという気配り、目配り
3 「感知力」と「対応力」
3章 求められる人になる「意識増量」レッスン
1 自動化する
2 細部を見つめる
3 言語化する
4章 他者を受け入れるレッスン
1 人とつながる
2 他動性を味方につける
5章 自意識の罠から逃れよ
1 自意識メタボは危険信号
2 習慣から自意識を乗り越える
6章 「チーム・ジーニアス」の一員になる
1 「チームを組みたい」と思ってもらう人になる
2 意識量をアップさせるリーダー
ストライカーのつくり方 アルゼンチンはなぜ得点を量産できるのか (講談社現代新書 2111)
メッシが変身した瞬間とは? テベスが備える「理想の選手の条件」とは?
イグアインの少年時代のシュート練習とは?
現地在住22年の日本人ジャーナリストが、「育成の父」から「未来の逸材」まで、
アルゼンチンサッカーの指導現場を徹底取材し、名ストライカー輩出の秘密に迫る。
【目次】
はじめに メッシはどのようにしてつくられたのか
序 章 今こそ、アルゼンチンから学ぶとき
第1章 「逸材」はどのようにして見出されるのか
第2章 「原石」はどう磨かれるのか
第3章 「本物」はどのような育成環境から出てくるのか
第4章 「強靭なメンタル」はいかにして養われるのか
第5章 日本でも「決定力の高いストライカー」は育てられるのか
最終章 「未来」を見据えるアルゼンチン
おわりに ストライカーを生む「土台」
明治維新も8・15革命も1968も「半分」だけに終わった日本は、革命の本家本元のフランスと一体どこが違うのか? 震災後の未曾有の危機に直面する私たちが、後半戦に臨むための道すじを考察する。
コミック版 日本史サスペンス劇場 英雄たちの意外な真実!?編 (HMB 特 8-2)
新選組、水戸黄門、織田信長――偉大な歴史ヒーローたちの知られざる素顔が明らかに!! 日本テレビの人気番組をコミック化!!
画家藤田の「本にまつわる創作(挿画、装丁、雑誌イラスト、漫画など)」を精選し、図版中心に紹介。画題は日本のおとぎ話から、ナンシー関風の版画等、絵画作品とは違う極めて現代的な藤田の世界を一望。
さらに地球温暖化など環境問題の深刻化とも関わって、自然との共生という観点からアニミズムへの関心が、日本の神社や宗教のありかたに目を向けさせたといえます。
しかし、日本の神社・神道や日本の宗教についてこれまで論じてきた著作は、いずれも日本の宗教の一部に触れるに止まって、その全体を論じ得ていないのみならず、事実認識という点においても多くの誤りを含んでいます。
第一に柳田国男などの見解に基づいて、「神道」は日本固有の宗教であり、原始社会以来の自然発生的な宗教だとこれまで理解されてきましたが、むしろその起源は7世紀後半の古代律令制国家成立期に求められるべきです。たしかにアニミズム的信仰がこの列島を覆ってきましたが、いわゆる「神道」や「神社」は国号「日本」や「天皇」号同様に、中国からもたらされた律令法と一体をなす寺院や仏教に対抗し、「日本」の独自性を強調するための一環として創始されたものと考えなければなりません。
第二にその独自性の発展形態、単なるシンクレティズムでない「融通無碍な多神教」として中世以降の「神仏習合」を理解する必要があります。
第三に江戸期から近代における「国体」観と明治期の国家神道の成立をきちんと捉えなおさなければなりません。一言にしていえば「国家神道」とは世俗の国家権力によるコスモロジー(古代天皇神話に基づく宇宙観・世界観・国家観)の再編成と独占、それに基づく宗教統制及びその政治的利用にあり、それを象徴する宗教施設が靖国神社であり、それはまさに「国家神道」の象徴というべきものといえる、ということになるでしょう。
本書は神道の全体像とその変遷を正確に叙述し、読者に理解していただく最良のよすがとなります。
ワンコインの文庫判になって新登場!
キーワードが見やすいカラー仕様はそのまま、
より持ち運びやすく、よりお求めやすくなりました!
アインシュタイン考案の問題をもとにした大人気ロジカル・パズル。
ヒントをもとにマス目を埋め、論理的思考を駆使して解き明かす!
あなたの脳力は世界の2%に入れるか?
鎖国時代、長崎に唐人屋敷という不思議な中国世界があった。徳川幕府の貿易の中心地は出島ではなく、この唐人屋敷だったのだ。高い塀に囲まれ、監視されていた唐人屋敷の実態を、資料をもとに読み解く。
新書で大学の講義をモノにする 政治学 (光文社新書 526)
一般教養レベルの知識がこれ一冊で身につく。
国家試験でも使えるエッセンスをコンパクトに整理
伝説の参考書が新書版で復活!!
かつて公務員試験対策に使われていた名テキストが、ここ最近の政治情勢を考
慮した加筆修正を経て復刊。政治学の全体を流れで追える構成と、理解のキモ
となるエッセンスがコンパクトに整理され、大学の教養課程レベルの知識が十
分身につく。また、各項目の要所に掲載された【例題】と【ポイント】が理解
を助けてくれる。
さらに深く学びたい人のために、著者独自のセレクションによる読書案内つき。
浅羽通明(あさばみちあき)
1959年、神奈川県生まれ。著述業。早稲田大学教育学部非常勤講師。「みえない大学本舗」主宰。早稲田大学法学部卒業。著書に『ニセ学生マニュアル』三部作(徳間書店)、『天使の王国』『知のハルマゲドン』(小林よしのり氏との共著)『大学で何を学ぶか』『思想家志願』『天皇・反戦・日本』『昭和三十年代主義』『右翼と左翼』(以上、幻冬舎)、『澁澤龍彦の時代』(青弓社)、『野望としての教養』(時事通信社)、『教養としてのロースクール小論文(上・下)』(早稲田経営出版)、『ナショナリズム』『アナーキズム』(以上、ちくま新書)、『教養論ノート』(リーダーズノート新書)などがある。
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