アリアではじまる聖譚曲 略奪者は聖女をうばう (角川ビーンズ文庫)
著 者：西本 紘奈
出版社：角川書店(角川グループパブリッシング)
ユースとのキスの驚きもさめないまま、テルミナに連れてこられてアリア。今度の聖女試験はもうひとりの聖女候補と対決すること。ところがその聖女候補とは、アリアを溺愛しているはずの親友の耀子で!?
著 者：宮村 優子
出版社：徳間書店
ついに声と対面したイサコ、猫目と再会したタマコは、《メガネ》を巡る最後の冒険へとかり立てられてゆく。
そんな中、メガばあ不在のメガシ屋が襲撃され、その背後にイサコの存在があることを確信するヤサコ。 ヤサコとイサコ、決戦のときが迫る――！
日本SF大賞を受賞したアニメの小説第１２巻。
著 者：コニー・メイスン
出版社：扶桑社
昔の婚約の正当性ゆえに結婚させられた娘
相手は汚名を着たまま逝った伯爵の息子
１５世紀初頭のイングランド 波瀾に富んだ愛と冒険の物語！
15世紀初頭のイングランド。
ウェールズの裕福な伯爵家の世継ぎとして生まれたジェイム・モーティマーは15歳の時、父が反逆者の汚名を着せられて処刑され、家督相続権を奪われた。
以後、ジェイムは隠棲の生活を余儀なくされ密輸を生業に雌伏の時を送っていた。
そして13年後、昔の婚約者レディ・アリタが結婚式を挙げるという話を耳にし、行動をおこした。彼は式場に乗りこみ、昔の婚約の正当性を主張し承認される。
容姿は端整だが強引な男。アリタは彼に激しく反発する。
だがそれとは裏腹に、内なる情熱に火が着き……。
相手は汚名を着たまま逝った伯爵の息子
１５世紀初頭のイングランド 波瀾に富んだ愛と冒険の物語！
15世紀初頭のイングランド。
ウェールズの裕福な伯爵家の世継ぎとして生まれたジェイム・モーティマーは15歳の時、父が反逆者の汚名を着せられて処刑され、家督相続権を奪われた。
以後、ジェイムは隠棲の生活を余儀なくされ密輸を生業に雌伏の時を送っていた。
そして13年後、昔の婚約者レディ・アリタが結婚式を挙げるという話を耳にし、行動をおこした。彼は式場に乗りこみ、昔の婚約の正当性を主張し承認される。
容姿は端整だが強引な男。アリタは彼に激しく反発する。
だがそれとは裏腹に、内なる情熱に火が着き……。
著 者：ジャック・ケッチャム
出版社：扶桑社
ベトナム戦争から帰還したリー・モラヴィアンは、心に深い傷を負って現実生活に適応できなくなり、人里離れた山の中で犬とともに
暮らしていた。マリファナを栽培しながらの生活のなかで、リーは戦争の後遺症から、しばしば現実と戦闘中の記憶が混乱していた。
そこに人気作家ケルシーを中心とした仲間６人がキャンプにやってくる。ケルシーの愛人も交えた微妙な人間関係とはいえ、各人はそ
れぞれの思いを秘め、キャンプは始まった。だが、彼らが偶然、マリファナ畑を見つけたことに端を発して、事態は一変するーー。
本書『森の惨劇』は著書の第３作にあたり１９８７年に刊行された発表当時は評判にならず、その後は絶版が続いていたが、２０００
年になって、著者の序文とホラー作家トーマス・テッシアによる解説とケッチャムがベトナム戦争当時に書いた詩やメモを集めた付録
を追加収録した、少部数のハードカバー版が再刊された。
本書に収録されているトーマス・テッシアの解説の一部を引用する。
「本作は入念に練りあげられ、登場人物に血が通っている、よくできた小説なのだ。プロットは絶妙のタイミングで進行し、じわじわ
と緊張が高まり、火山のように暴力が爆発する。そう、たしかにジャック・ケッチャムの『森の惨劇』はすばらしい冒険譚で、読者を
波瀾万丈の旅にいざない、ひきずりまわして過酷な試練を味わわせるアウトドア・ゴシック・スリラーだ。喉への強烈な一撃並みに効
果的だ。
だが本書はなにかがちがっている――あなたにもわかっているはずだ。すぐれたエンターテインメントを読み終えたときに味わえる
はずだとわたしたちが思っている、あの心地いい余韻はどうしたんだ？ 読者の願望が充足されたことを示す、いつまでも消えないう
ずきは？ 作者は、そうしたささやかな報酬を読者にまったく与えていないわけではないが、余韻は明らかに短く、ぞくっとするよう
な冷ややかさをともなっているし、うずきも控えめだ。」
最後にケッチャム作品の映像化について。
ケッチャムの作品の中では突出して売れている『隣の家の少女』は、２０１０年に、日本でも限定的ながら劇場公開された。同じく映画
版『黒い夏』は、２００９年に『THE LOST――失われた黒い夏』として日本でもＤＶＤ発売されたが、すでにアメリカでＤＶＤが発売
されている『老人と犬』と『襲撃者の夜』の映画版は、現時点では日本では残念ながら観られない。
暮らしていた。マリファナを栽培しながらの生活のなかで、リーは戦争の後遺症から、しばしば現実と戦闘中の記憶が混乱していた。
そこに人気作家ケルシーを中心とした仲間６人がキャンプにやってくる。ケルシーの愛人も交えた微妙な人間関係とはいえ、各人はそ
れぞれの思いを秘め、キャンプは始まった。だが、彼らが偶然、マリファナ畑を見つけたことに端を発して、事態は一変するーー。
本書『森の惨劇』は著書の第３作にあたり１９８７年に刊行された発表当時は評判にならず、その後は絶版が続いていたが、２０００
年になって、著者の序文とホラー作家トーマス・テッシアによる解説とケッチャムがベトナム戦争当時に書いた詩やメモを集めた付録
を追加収録した、少部数のハードカバー版が再刊された。
本書に収録されているトーマス・テッシアの解説の一部を引用する。
「本作は入念に練りあげられ、登場人物に血が通っている、よくできた小説なのだ。プロットは絶妙のタイミングで進行し、じわじわ
と緊張が高まり、火山のように暴力が爆発する。そう、たしかにジャック・ケッチャムの『森の惨劇』はすばらしい冒険譚で、読者を
波瀾万丈の旅にいざない、ひきずりまわして過酷な試練を味わわせるアウトドア・ゴシック・スリラーだ。喉への強烈な一撃並みに効
果的だ。
だが本書はなにかがちがっている――あなたにもわかっているはずだ。すぐれたエンターテインメントを読み終えたときに味わえる
はずだとわたしたちが思っている、あの心地いい余韻はどうしたんだ？ 読者の願望が充足されたことを示す、いつまでも消えないう
ずきは？ 作者は、そうしたささやかな報酬を読者にまったく与えていないわけではないが、余韻は明らかに短く、ぞくっとするよう
な冷ややかさをともなっているし、うずきも控えめだ。」
最後にケッチャム作品の映像化について。
ケッチャムの作品の中では突出して売れている『隣の家の少女』は、２０１０年に、日本でも限定的ながら劇場公開された。同じく映画
版『黒い夏』は、２００９年に『THE LOST――失われた黒い夏』として日本でもＤＶＤ発売されたが、すでにアメリカでＤＶＤが発売
されている『老人と犬』と『襲撃者の夜』の映画版は、現時点では日本では残念ながら観られない。
著 者：バーバラ・ピアス
出版社：扶桑社
過去に囚われたふたつの心が出逢うとき…
〈高貴な野蛮人〉が愛したのは、
罪の記憶を背負った美しき女優。
ラムスカー伯爵は〈高貴な野蛮人〉の異名をとる青年貴族。
彼はいま妹メレディスの行く末を案じていた。幼い日に受けた火傷のあとを気にして閉じこもりがちの妹に、人並みの幸せを与えてやりたい。
一計を案じたラムスカーは妹の付添役を雇うことにする。相手に選んだのは旅芸人一座の女優ペイシャンス。
女神のような美貌と才知を併せ持った彼女に伯爵は急速に惹かれてゆくが、ペイシャンスには知られざる過去と秘密があった……。
冴えた官能描写と情熱的な作風で人気の著者が贈る、話題の最新作！
〈高貴な野蛮人〉が愛したのは、
罪の記憶を背負った美しき女優。
ラムスカー伯爵は〈高貴な野蛮人〉の異名をとる青年貴族。
彼はいま妹メレディスの行く末を案じていた。幼い日に受けた火傷のあとを気にして閉じこもりがちの妹に、人並みの幸せを与えてやりたい。
一計を案じたラムスカーは妹の付添役を雇うことにする。相手に選んだのは旅芸人一座の女優ペイシャンス。
女神のような美貌と才知を併せ持った彼女に伯爵は急速に惹かれてゆくが、ペイシャンスには知られざる過去と秘密があった……。
冴えた官能描写と情熱的な作風で人気の著者が贈る、話題の最新作！
相姦姫 許されざる肉欲に誘われて (TAKE SHOBO漫画文庫 GR 18 禁断のグリム童話)
著 者：矢萩 貴子
出版社：竹書房
著 者：河合 ゆうみ
出版社：角川書店(角川グループパブリッシング)
京の都に現れた天才的な舞い人の美少年、白火。彼の噂は京随一の看板役者、蒼馬の耳にも入り、移籍の話を持ちかけられる。しかし、白火は実は女の子。女であることを隠し、女人禁制の能舞台に立っていて――!?
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