消えた宝冠 (ポプラ文庫クラシック る 1-13 怪盗ルパン全集)
--このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
おかげさまで第12号、創刊から丸1年を迎えました。
巻頭は久保寺健彦氏の「破約」。行方不明人を探索するシリーズの第4弾です。
室積光氏の「ザ・キャビネット」はいよいよ最終回!
また、嶽本野ばら氏の「金脈」もいよいよ石油を掘り当て、物語は佳境へ。
さらに今号は、本誌初登場の黒野伸一氏による新連載もスタート。山積する日本国の問題を解決する逆転ホームランのような小説「限界集落株式会社」。乞うご期待です!
コワ〜い葬式の話 (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 A へ 1-126)
死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)
特ダネを狙うライター・陣内は、ある組長の死が、実は“死神”によるものだと聞く。事故として処理された組長の死を調べるうちに、他殺の可能性に気づく陣内。凶器はなんと……バナナの皮!?
【死亡フラグ】とは、漫画などで登場人物の死を予感させる伏線のこと。キャラクターがそれらの言動をとることを「死亡フラグが立つ」という。
魔女とルパン (ポプラ文庫クラシック る 1-14 怪盗ルパン全集)
虎の牙 (ポプラ文庫クラシック) (ポプラ文庫クラシック る 1-12 怪盗ルパン全集)
解説は、子どもの頃にルパンに出会わなかったら小説を書いていなかったとまで言いきる、作家の真山仁さん。
奇跡は起こせる わが子を救うため、新薬開発に挑戦したビジネスマン (宝島社文庫)
4万人に1人しか発症しないといわれる「ポンペ病」=遺伝子の先天代謝異常であるこの病気には、薬がない。筋肉が衰え、成人するまでに死に至るという難病である。
ポンペ病と診断されたわが子2人を救うため、ジョン・F・クローリーは知識もないままに医療界に飛び込んだ。新薬を開発するために。
バイオテック・ベンチャーを起ち上げ、自らの力で奇跡を起こした男の半生と家族の絆を綴った感涙の物語。
一鬼夜行 (ポプラ文庫ピュアフル) (ポプラ文庫ピュアフル こ 3-1)
『嘘つきは妹にしておく』『ゼロヨンイチロク』などの作品で熱狂的な支持を集め、「もし川上弘美が好きなら必ず読むべき作家」とも評されるライトノベル作家、清水マリコ氏の一般文芸第1弾。26歳のOL京子は、単調な仕事にも数年付き合った恋人との関係にも倦怠ぎみ。ある日曜日、ほんの思いつきで初恋の思い出の場所を訪れた京子は、そこで初めて恋をした少年と再び出会ってしまう。彼は、当時10歳の時の姿のままだった。子供らしい純粋さとわがままさをあわせ持つ彼に惹かれ、京子は毎週日曜日になると、彼に会いに行く。そして、少年とのデートを重ねるにつれ、京子の中の時間は逆行して、10歳の少女の心に戻り始める。現実と虚構が入り混じる、ファンタジックで切ない「2度目の初恋」の物語。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
きみはジョッキー (ポプラ文庫ピュアフル) (ポプラ文庫ピュアフル ま 3-1)
逆境に勝つ! 青春スポーツ小説
怪我が原因で、サッカー選手という幼い頃からの夢を失った山辺啓。
そんな啓の前に、廃止寸前の地方競馬場の新人女性騎手、新川奈津が現れた。
ひたむきな奈津の姿に心動かされ、もう一度熱い気持ちを取り戻した啓は、
彼女を支えるため厩務員になることを決意する。
逆境でもあきらめずに夢を追い続ける若者の姿を描いた、
思わず胸が熱くなる青春スポーツ小説、文庫オリジナルで登場!
〈解説・吉田伸子〉
--このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
--このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
白鍵と黒鍵の間に -ジャズピアニスト・エレジー銀座編- (小学館文庫 み 11-1)
日本有数の人気ジャズ・ピアニスト、南博が綴る、爆笑と感動の青春記。真面目なクラシック・ピアニスト志望だった南青年は、ある日ふと聴いたジャズに魅せられ、人生が一変した。小岩のキャバレー、六本木のバー、そして銀座の超高級クラブでのピアニスト生活。ボスであるバンマスは海千山千のギャンブラー、ママやホステスは危険な香りを振りまく夜の蝶、そしてお客はあやしげなバブル紳士と「さる組織」の親分に幹部たち。欲望と札束が飛び交う夜の銀座で、南青年は四苦八苦しながら人生を学んでゆく。そして数年、南青年は銀座に別れを告げて、あこがれのアメリカへのジャズ留学を決意する…。
菊地成孔氏いわく、「この本は、僕のどの本より面白いです。」
編集担当者からのおすすめ情報
この文庫の発売と同じ7月6日に、南博が主宰するバンド「GO THERE!」の新作CD『FROM ME TO
ME』が発売されます。文庫とCDの発売を記念するトークイベント(ゲストは菊地成孔氏)も企画中! ご期待ください。
国芳一門浮世絵草紙4 浮世袋 (小学館文庫 か 4-5 国芳一門浮世絵草紙 4)
黒船来航、団十郎(だんじゅうろう)の謎の自殺と揺れる世の中で、江戸っ
子浮世絵師国(くに)芳(よし)は吉原でトロロ事件を巻き起こしたりしな
がらも、機転とユーモアで話題作を次々と生みだしてゆく。
娘の登鯉(とり)は、歌舞伎役者の坂東しうかに刺青(ほりもの)をつけて言
い寄られたり、新場の小安とは、素直になれなくてもどかしかったり。
高野長英の娘との思いがけない再会、芸者や
花魁の幼馴染(おさななじ)みのじたばた悩んでいる様子には心も揺れる。
そして謎の夜鷹の出現で明かされる登鯉の出生の秘密。
そんな中で、南町奉行所が焼け、遠山の金さんが倒れた!
いよいよ佳境の国芳と登鯉をめぐる浮世模様、第四弾!
あなたを独りで、泣かせはしない (ポプラ文庫ピュアフル) (ポプラ文庫ピュアフル に 1-5)
「ゆっくりでいい」
文化系女子の高校生×雰囲気のある喫茶店で働くクールな32歳――王道の恋愛映画を観たときのように、前向きな気持ちになれるラブストーリー
上谷高校3年で、「変わった子」が集う〈ヨーロッパ文化研究会〉所属の水島優希は、友人に誘われ、大人っぽい佇まいの喫茶店「二枚の私のハンカチ」を訪れる。そこで出会ったクールな店員・秋山悟の存在が気になり、何回か通ううち、32歳の彼の意外な一面を知った優希は……。
しっとりとした質感が心地よく、読むと前向きになれる――まるでクラシカルな恋愛映画を観ているかのような、正統派「年の差恋愛」小説。
ままならぬ年の差恋愛を瑞々しく描き、作家・小川洋子氏の推薦を得て人気を集めた『はじまりの空』の著者がお届けする、文庫書き下ろし長編。
解説:千野帽子
北上次郎選「昭和エンターテインメント叢書」(5)捜神鬼 (小学館文庫 に 20-1 北上次郎選「昭和エンターテインメント叢書」)
夜の国道で道路の中央に蹲っている少年がいた。彼は、一緒に暮らしていた老人が死ぬ間際に残した言葉を守り、飼っていた蟹が海岸で産卵しようと移動するのを、命がけで守ろうとしていたのだった。それを知ったドライバーたちは、最後まで少年が見守れるように動いた。しかし、蟹と少年にはさまざまな難敵が襲いかかってくる(「妖獣鬼」)。
抜き差しがたい心情が膨れあがっての、生き物たちとの深い交わりを描きながら、「人間と動物はついにわかりあえないという断念を基調としている」(北上次郎)という、人間の孤独や哀しみの深奥に迫った、傑作動物小説集。
チーム浮上の鍵は「ピッチングスタッフの充実にあり」と語る知将が、投手陣の核となるエースの存在意義とリーダー論、さらには一流と二流の違いをつづる。稲尾和久、杉浦忠、江夏豊ら往年のエース達がみせた“凄さ"とはいったい何か。阪神タイガースのリリーフエース、藤川球児を「まだまだエースではない」と断じた理由とは。期待の教え子、田中将大は真のエースとなれるか……等々、エース論、リーダー論に加えて組織論にも踏み込んだ渾身の一冊が待望の文庫化!
「私は往年の名投手たちを間近で見てきた。共に戦い、対戦してきた中では、杉浦忠が最高の投手だった。天賦の才に恵まれたその肉体は、快速球を生み出し、連日連夜の登板をも耐え抜いた。しかし、監督となって杉浦以上に中心選手としての“品格"を感じたのが、ヤクルトスワローズの伊藤智仁だった。全身からにじみ出る精神力と向こうっ気の強さ。それでいて驕ったところがひとつもない、まさに“外柔内剛"という言葉がふさわしかった。彼の野球への姿勢はチーム全体に浸透していった」(本文より)
今のプロ野球で「真のエース」にふさわしいのは誰なのか。
ふたたび swing me again (宝島社文庫) (宝島社文庫 C や 3-1)
高校三年生の宏人は不登校になり、半引きこもり状態。部屋の窓から目撃したゴミを捨てる女性に惹きつけられ、彼女を「ゴミ子」と命名し、観察日記をブログに載せる毎日……。
そんな宏人の家にハンセン病療養所から祖父の健三郎が55年ぶりに帰ってきた。突然の同居に反発する宏人だが、健三郎のペースに巻き込まれ、父親を産んですぐに死んだ祖母の墓を一緒に探すことに。
公務員の「壁」 ~官民合流で役所はここまで変わる! (新書y 239)
その日、織田信長は一人で那古野城を抜け出した。誰にも見とがめられることなく熱田神宮の本殿地下に辿り着いた信長は美しい光を放つ紅の碁盤を見出す。この碁盤こそ三種の神器のひとつである八尺瓊勾玉であった。
碁盤の精である「玉精」と天下征覇の血盟を結んだ信長は、桶狭間の戦いに勝利し、快進撃を続ける。だが「玉」の導きで天下に手がかかった信長の前に、これも神器のひとつである「鏡」の勢力が動き出す。
三種の神器のひとつが古代中国から伝わった碁盤だったという奇想から生まれた歴史大ロマン。戦乱の世に展開されたもうひとつの戦いを描く。
編集担当者からのおすすめ情報
とにかく奇想天外な歴史ロマンです。豊かな発想と博覧強記な知識、原作者の帯坂篁太郎氏の世界を、数々の文学賞の受賞歴を誇る小説の名手・大石直紀氏が描く。
図解 知ってるようで意外と知らない日本の名僧二〇人 (新書y 238)
0 件のコメント:
コメントを投稿